ブライトン&ホーヴ・アルビオンは、セルティックのMF旗手怜央(25)を熱心に追い続けているという。
2022年1月に川崎フロンターレからセルティックへと完全移籍した旗手。初のヨーロッパ挑戦となった中、ハーフシーズンで存在感を示すと、今シーズンはチームに欠かせない存在に成長する。
今シーズンのスコティッシュ・プレミアシップのベストイレブンに選ばれ、年間最優秀選手の4人のファイナリストにも残っている状況。リーグ戦で28試合5ゴール7アシストを記録している。
リーグ連覇を53度目の優勝で飾ったセルティックだが、その祝勝会に旗手の姿が見当たらず、クラブの集合写真にもいなかったことから、ファンの間では移籍の憶測が急加熱。ただ、「大したことじゃないです。みんな深読みしすぎです」と旗手は否定し、「個人的な用事があり、チームから離れなければなりませんでした」と不在の理由を説明していた。
また、「ここが僕の居場所で、残りの試合に集中している」とも旗手は語ったが、今シーズンの活躍を見れば移籍市場で大きな注目を集めることは間違いない。多くのクラブが旗手の獲得に興味を示しており、セルティックは慰留に努める必要が出てきている。
2026年夏までセルティックと契約を残す旗手だが、予てから関心を示していたブライトンはより関心を強めているとのこと。イギリス『フットボール・インサイダー』によると、すでにスカウティングを派遣し、夏の急襲を目指しているとした。
ブライトンには川崎Fや東京五輪代表でもプレーした日本代表MF三笘薫が所属。三笘にステップアップの噂もあるが、良く知る旗手が加入するとなれば、より心強い味方となるはずだ。
まずは優勝を決めたものの、国内3冠をかけたカップ決勝も残っているセルティック。旗手はどういった決断を下すのか。注目はかなり高まっている。