来季のマンチェスター・ユナイテッドはコートジボワール代表FWアマド・ディアロ(20)にチャンスを授けるようだ。
2021年1月に才能を買われ、アタランタから加入したアマド・ディアロ。大器と評されながら、その秘めたる力を見せる場がなかなか巡らず、昨年1月のレンジャーズ行きから、ローンが続いている。
今季からはサンダーランドが新たな修行先となり、チャンピオンシップ(イングランド2部相当)が舞台だが、公式戦40試合で13得点3アシストを記録。チームとしてもプレーオフ進出の原動力となる。
ほかにもハンニバル・メイブリや、アルバロ・フェルナンデスをはじめ、将来が楽しみな若い才能を貸し出し中のユナイテッドだが、アマド・ディアロは来季のトップチーム入りもありうる模様だ。
イギリス『スカイ・スポーツ』によると、ユナイテッドを率いるエリク・テン・ハグ監督はアマド・ディアロの将来がクラブにあるかと問われると、「イエス。もちろんだ」と返して、プランを明かした。
「成長させ、進歩させ、そして呼び戻すのを目的に彼らのような若い選手を貸し出している。彼らを指導し、フォローし、シーズン中もコミュニケーションを取ってもいる。特に、ダレン・フレッチャーがこのようなプロセスに注力してくれていて、その目的は経験を積ませ、より良い選手となり、帰ってきてもらうことだ」