ミランは13日、セリエA第35節でスペツィアとのアウェイ戦に臨み、0-2で敗れた。
前節ラツィオにシャットアウト勝利とした5位ミラン(勝ち点61)は、3日前に行われたチャンピオンズリーグのミラノ・ダービーでは厳しい0-2の敗戦に。そして3日後にはリターンマッチを控える中、ジルーをベンチスタートとし、最前線にはレビッチを起用した。
18位スペツィア(勝ち点27)に対し、2列目に右からサーレマーケルス、ブラヒム・ディアス、オリジと並べたミランが敵陣でのプレーを続けていく。
すると7分、トナーリのシュートが左ポストに直撃する決定機を演出。その後も押し込むと24分にはテオ・エルナンデスの強烈なミドルシュートでゴールに迫ったが、GKドラゴウスキの好守に阻まれた。
しかし前半半ば以降はスペツィアの圧力を受けたこともあって好機は生み出せずゴールレスで前半を終えた。
迎えた後半、56分にブラビアに決定的なシュートを許したミランは攻めあぐねた状況を受けて71分にジルーを投入。
だが75分に失点。CKの流れからヴィシニェフスキに押し込まれた。さらに85分、エスポージトに直接FKを決められたミランは、0-2で敗戦。
このまま力なく敗れたミランはCL出場圏内へ浮上できなかった上、CLミラノ・ダービー2ndレグに弾みを付けることができなかった。