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2戦連続攻撃陣爆発のドルトムントがバイエルンとの1pt差維持! ボルシアMGの板倉滉は後半から出場《ブンデスリーガ》

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ブンデスリーガ第32節、ドルトムントvsボルシアMGが13日にジグナル・イドゥナ・パルクで行われ、ホームのドルトムントが5-2で勝利した。なお、ボルシアMGのDF板倉滉は後半頭から途中出場した。

残り3試合で首位バイエルンを1ポイント差で追う2位のドルトムント。前々節は格下ボーフムに痛恨のドローゲームとなったが、前節のヴォルフスブルク戦は今季最多タイの6ゴールを奪っての圧勝を収めた。首位チームの取りこぼしを期待しつつ、残り全勝を狙うテルジッチのチームは、前節と全く同じスタメンを採用した。

一方、ヨーロッパ出場権争いからも残留争いからも遠ざかる11位のボルシアMGは、来シーズンを見据えたシーズン最終盤の戦いに。前節はボーフム相手に2-0の快勝を収め、3試合ぶりの白星を奪取。上位相手に連勝を狙ったアウェイゲームではサスペンション明けの板倉がベンチスタートとなった。

互いに慎重な入りを見せたが、ドルトムントがファーストチャンスをゴールに結びつける。5分、相手のプレッシャーを外してアラーが中央を持ち上がってボックス付近からシュートを放つ。これがブロックに入ったDFベンセバイニに当たってゴール前にこぼれると、ドフリーのマレンが難なく頭で押し込んだ。

マレンの2試合連続ゴールで早々に先手を奪ったホームチームは、ベンセバイニに決定機を許して冷や汗をかいたが、畳みかける攻めで相手ゴールに迫っていく。

すると、18分にはボックス内で反転を試みたアラーがノイハウスに押し倒されてPKを獲得。これをキッカーのベリンガムが冷静に中央へ蹴り込んで2点目を奪取。さらに、直後の20分には右サイド深くでクロスのこぼれを回収したマレンがブラントとのパス交換でボックス右に侵入してグラウンダーのクロス。これをゴール前のアラーが巧みな右足のヒールシュートで合わせた。

ヴォルフスブルク戦と同様に前半だけで3点を奪ったドルトムントだが、以降も攻撃の手を全く緩めない。32分、右サイドのスペースに抜け出したマレンが絶妙なクロスを入れると、ゴール前に走り込んだアラーが右足ダイレクトでニアを破った。

その後はややペースを落としたことで攻め込まれる場面も増え始めたドルトムントだったが、カウンターから鋭い仕掛けを見せたマレンが強烈なシュートで5点目に迫るなど相手を圧倒し続けて前半を終えた。

為すすべなく蹂躙されたボルシアMGはヴォルフを下げてハーフタイム明けに板倉を投入。[4-2-3-1]から[3-5-2]に変更した。しかし、この変更も劇的に流れを変える一手とはならず。

後半も立ち上がりからベリンガムやアデイェミが決定機に絡むなど優勢に試合を進めるドルトムント。59分にはフンメルスとリエルマンを下げてエズジャン、ラファエル・ゲレイロを投入。さらに、後半半ばには殊勲のマレンとブラントを下げてロイス、レイナの投入で試合を締めにかかる。

だが、結果的にドルトムントは一連の交代で全体の活動量が落ちると、ここからアウェイチームの反撃を許す展開に。75分、自陣ボックス内でのレイナのファウルで与えたPKをベンセバイニに決められて1点を返される。さらに、85分にはネッツにディフェンスラインの背後を簡単に取られると、シュティンドルに見事な右足のシュートを突き刺された。

これで完全に行きを吹き返したアウェイチームに押し返される後半終盤戦となったが、シュティンドルの2度目の決定機はGKコベルの好守で凌いで事なきを得た。

その後、後半ラストプレーでゲレイロの直接FKをGKが前にこぼしたところに詰めたレイナが5点目を奪い、今度こそ試合をクローズ。後半の2失点は頂けなかったものの、2試合連続の大勝を飾ったドルトムントがバイエルンとの1ポイント差を維持して残り2試合の戦いに臨むことになった。

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