2023年5月14日(日)
16:00キックオフ
浦和レッズ(8位/17pt) vs ガンバ大阪(17位/7pt)
[埼玉スタジアム2002]
◆もう負けてはいられない【浦和レッズ】
アジア王者に輝いてから中3日。優勝に沸いたスタジアムで行われた前節のサガン鳥栖戦は、0-2の敗戦。なんとも手痛い敗戦となった。
フィジカル面、メンタル面の疲労は間違いなかったはずだが、マチェイ・スコルジャ監督はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の激戦を戦ったメンバーを7名先発させる決断。結果、動きは緩慢で予想以上のダメージがあったことを痛感させられ、攻めても精度を欠いた結果が敗戦となった。
試合後にターンオーバーをしなかったことを悔やんだスコルジャ監督だが、そこからまた中3日での試合となる。ただ、チームとしてここで大きなターンオーバーはしないだろう。
1つ言えることは、しっかりと初心に帰る必要があるということ。簡単に勝てないことは分かっていながら、結果でそれを見せつけられてしまった。
悲願のJ1優勝へ。浦和はもう一度立ち直り、強さを見せることができるのか。大事な一戦となる。
★予想スタメン[4-2-3-1]
GK:西川周作
DF:明本考浩、アレクサンダー・ショルツ、マリウス・ホイブラーテン、荻原拓也
MF:伊藤 敦樹、岩尾憲
MF:関根隆弘、小泉佳穂、大久保智明
FW:興梠慎三
監督:マチェイ・スコルジャ
◆ここが正念場。最下位に転落するのか【ガンバ大阪】
攻めどもゴールが生まれない。今シーズンのガンバを象徴するような前節は、名古屋相手に1-0で敗れ3連敗となった。
今節は最下位の横浜FCが勝利したため、負ければ最下位に転落する状況。もがき苦しみ続ける中、光が見えてこないのも事実だ。
内容が悪い訳ではない。勝てるチャンスも、得点するチャンスも何度も迎えている。ただ、ゴールが入らず、勝利どころか勝ち点も手にできない。すでに7敗を喫しており、勝利は1度だけ。産みの苦しみとなれば良いが、今は結果が欲しいところだ。
ただ、そんな中で家庭の事情によりMFネタ・ラヴィが不在。アンカーとしてチームの舵取り役を務め、良い流れを生み出していた男をこのタイミングで欠くことになるのも、何か悪い流れを感じざるを得ない。
とはいえ、言い訳はできない。相手よりコンディションは格段に良いはず。かつては優勝を争い、ライバル関係であった両者。アジアを制したことのある数少ないJクラブの2つが激突。熱くならない方がおかしい。
★予想スタメン[4-3-3]
GK:谷晃生
DF:半田陸、三浦弦太、クォン・ギョンウォン、黒川圭介
MF:ダワン、山本理仁、宇佐美貴史
FW:ファン・アラーノ、イッサム・ジェバリ、福田湧矢
監督:ダニエル・ポヤトス