ミランのステファノ・ピオリ監督が勝って兜の緒を締めた。
セリエA4位のミランは2日の第28節で首位ナポリとのアウェイ戦に。直近のリーグ戦4試合で白星から遠ざかり、再び落ち気味だったが、4-0と快勝した。
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でも相まみえるナポリを相手に代表ウィーク明けの初戦を最高の形で飾り、3位に順位を上げたピオリ監督だが、慢心なしだ。
試合後、『DAZN』のインタビューでここからの巻き返しに向け、継続の必要性を説いた。
「初歩でしかない。セリエAでのあと9試合も同じ姿勢で挑まないとね。これまでにチャンスを不意にしているし、もう同じ轍を踏んではダメ。素晴らしい勝利だが、1試合のことでしかない」
「今晩の結果がどうであれ、CLに影響しないだろう。この試合を分析し、自分たちのどこが良かったか、あるいはもっと良くできたかを確認したい」
「今季のセリエAではナポリの方が良い成績。重要な試合に勝ったわけだが、最も大事なのはここからの追い上げだ。ポジティブなシーズンにする上で、ミランはCL権を掴まないといけない」
なお、イタリア人指揮官は途中交代したブラヒム・ディアスについて「内転筋の違和感」を明かしている。
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