レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、17日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準決勝マンチェスター・シティ戦2ndレグに向け、ドイツ代表DFアントニオ・リュディガーの起用法に言及した。スペイン『アス』が伝えている。
2年連続のCL決勝進出を目指すマドリーは、9日に準決勝シティ戦1stレグに臨んだ。センターバックのポジションで先発出場したリュディガーは今季プレミアリーグで35ゴールを決めているノルウェー代表FWアーリング・ハーランドを封じきり、1-1の引き分けに貢献している。
そして、13日のラ・リーガ第34節ヘタフェ戦でアンチェロッティ監督はローテーションを決行。リュディガーもベンチスタートとなり、この試合では90分を通して出番を与えられることがなかった。
アンチェロッティ監督はこのヘタフェ戦でリュディガーを起用しなかった理由に「疲労」を挙げている。17日のシティ戦では先発起用するつもりであることも明かしている。
「彼(リュディガー)は疲れていたので、水曜日(シティ戦2ndレグ)に向けてフレッシュになるよう休ませた。何分プレーするかは分からないが、もっと言えば先発出場するだろう」
1stレグでは、リュディガーに抑えられたハーランドのボールタッチ数がチーム最低だったことも話題となった。2ndレグでもこの対決は実現することになりそうだが、今度は一体どちらに軍配が上がるのか。