スペイン人指揮官のアルベルト・リエラ氏(41)は16日、スロベニアのオリンピア・リュブリャナを退団することを明かした。
現役時代、エスパニョールやマンチェスター・シティ、リバプールに在籍した経歴を持つ元スペイン代表のリエラ氏。
今季より監督初挑戦となるリュブリャナを指揮し、見事スロベニアリーグとカップ戦を制し、国内2冠を達成していた。年間最優秀監督にも選ばれたリエラ氏だが、フロントと衝突したようだ。
「もう秘密にすることはない。選手も知っている。クラブは契約延長のオファーをしてこなかった。だから私は去る。残念ながらクラブを去るのでスロベニア語を覚える必要はなくなった」
「サッカーはビジネスだ。ここに来た時、結果が出なかったら私が一番に荷物をまとめて出ていくと言った。私は勝利を約束することはできないが、情熱、プロッフェショナリズムを持ってハードワークすることは約束した。選手たちは私の指示に応えてくれた。だが、クラブは私の決定に干渉してきた。決定を下すのは常に監督だと思っていたが、ここではそうではなかったようだ」