リバプールのユルゲン・クロップ監督が振り返った。イギリス『BBC』が報じている。
破竹のプレミアリーグ7連勝で一気にトップ4争いに食い込んだリバプール。勢いだけでいけば、逆転での滑り込みも十分に期待できたが、20日の第37節ではアストン・ビラ相手のホーム戦ながら1-1の引き分けに終わった。
トップ4入りの望みを繋いだ格好だが、これで4位マンチェスター・ユナイテッドとのポイント差が「3」に広がり、試合消化が進む関係から厳しい状況に。ベンチ入り停止でスタンドから見守ったクロップ監督もそれを認めた。
「どこに座ってもイライラする。我々はチャンピオンズリーグを目指して、きちんとした戦いをしたが、彼らが多くの勝ち点を掴んだ。もう1週間、エキサイティングな戦いをしたかったが、それは叶わなかったね」
「試合後の選手に今日の試合で誰が本当に良かったかを聞いてみたが、1人に絞るのは難しかった。だが、我々が示したキャラクターは良かったよ。アストン・ビラは後半に苦しみ、対処法もわかっていなかったしね」
また、本拠地アンフィールドで退団前のラストゲームだった選手にも触れ、ロベルト・フィルミノとジェームズ・ミルナーについては「ミリーとボビーの貢献はクレイジーなものだった」と別れを惜しんだ。
「これから自分たちが恋しくなるものを目にしたし、それは我々が一緒に書いた物語。これからの我々は新たな物語を書き始めないといけないし、彼らもそう」
「我々はミリーなしでリーダーシップを発揮していかないと。ボビーはボビー。私は彼らを恋しく思うだろう。彼らの退団は喜びよりも、本当に嫌だと思う」