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コッパ決勝控えるインテル、主力温存で王者ナポリに敗戦《セリエA》

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インテルは21日、セリエA第36節でナポリとのアウェイ戦に臨み、1-3で敗れた。

前節サッスオーロに快勝とした3位インテル(勝ち点66)は、5日前のチャンピオンズリーグ(CL)準決勝ではミランを下して決勝に進出。公式戦8連勝と絶好調のチームは、3日後にコッパ・イタリア決勝を控える中、ターンオーバーを敢行。控えメンバー主体で挑み、2トップはルカクとホアキン・コレアが組んだ。

王者ナポリに対し、守勢の立ち上がりとなったインテルは17分、アンギサのミドルシュートでゴールを脅かされると、23分にもオシムヘンのヘディングシュートでゴールに迫られた。

すると42分、ガリアルディーニが2枚目のイエローカードを受けて退場。数的不利となって前半を終えた。

迎えた後半も守勢のインテルは67分に押し切られる。ボックス中央でパスを受けたアンギサに反転から右足ボレーを叩き込まれた。

先制後、オシムヘンやキム・ミンジェをお役御免としたナポリに対し、79分に2失点目を喫しかける。しかしシメオネにネットを揺らされた場面ではVARの末、ジエリンスキのファウルがあってノーゴールに。

すると82分にインテルが同点に持ち込む。ディマルコが高い位置でボールを奪った流れからすかさずクロスを送ると、ルカクが合わせてゴールに流し込んだ。

しかし85分、王者ナポリが意地を見せる。ボックス手前右でパスを受けたディ・ロレンツォがゴール左上へ見事なコントロールシュートを蹴り込んだ。

追加タイムにはガエターノにもゴールを許し、インテルは敗戦。公式戦連勝が8で止まった。

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