インテルのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ(37)を巡る去就は未だ不確定のようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。
30代後半を迎えても抜群の存在感が光るジェコ。今季は公式戦全39試合に出場中とフル稼働しており、ゴール数は絶対的エースのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスに次ぐ11得点をマークしている。
だが、契約は今季までとなっており、昨年から始まった延長交渉は平行線を辿る一方。37歳とあって年俸ダウンは致し方ないところだが、ジェコは2年延長のオファーに限り、年俸ダウンを受け入れるという姿勢を崩さず。現段階では、年俸500万ユーロ(約7億2000万円)からのダウンと1年延長というオファーしか貰えていないという。
この交渉が決着するのはシーズン終了後になるとの観測は以前から伝えられているが、その一方、インテルは今夏FW陣が大きく入れ替わる可能性もある模様。残留間違いなしとされるのはラウタロのみで、ベルギー代表FWロメル・ルカク(29)は保有元チェルシーへの復帰が濃厚であり、アルゼンチン代表FWホアキン・コレア(28)については「確実にさよならを言う」とのことだ。
ルカクとコレアに加えて、ゴールのみならずチャンスメイクでも貢献度の高いジェコが退団となれば、インテルにとって大きな痛手となりそうだが、両者が折り合いをつけることはできるだろうか。
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