バイエルンはオーストリア代表MFマルセル・ザビッツァー(29)の値段を設定したようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。
RBライプツィヒでその実力を示し、2021年8月にバイエルンへと完全移籍したザビッツァー。しかし、バイエルンでは期待したほどの活躍を見せられないと、2023年1月にデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの負傷を受けたマンチェスター・ユナイテッドが急遽レンタル移籍で獲得した。
バイエルンでは控えの位置に甘んじていたザビッツァーだが、ユナイテッドでは重要な戦力に。ケガなども重なったが、プレミアリーグで11試合に出場していた。
現在は筋肉系のケガで離脱しているザビッツァー。夏にはバイエルンへと復帰する予定だが、ユナイテッドは完全移籍での獲得を視野に入れているとされている。
現在のレンタル移籍に買い取りオプションが付いていないため、移籍金が読めないところであったが、『スカイ・スポーツ』によればバイエルンは最大で2500万ユーロ(約37億5000万円)を設定したとのことだ。
ただ、ユナイテッドはクラブ買収の問題があり、オーナーが誰になるかで市場での動きも大きく変わる状況。加えて、センターバックとストライカーに資金を投じたい考えがあるため、可能であればザビッツァーを再びレンタル移籍で獲得したい考えがあるようだ。
来シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)に出場する可能性が濃厚となった状況。残り2試合で勝ち点1を積み上げれば4位が確定する。