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土壇場PKで1stレグドローのインテル、インザーギ監督「チームは素晴らしい試合をした」

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インテルのシモーネ・インザーギ監督が、チームのパフォーマンスを称賛した。クラブ公式サイトが伝えている。

4日に敵地で開催されたコッパ・イタリア準決勝1stレグで、ユベントスと対戦したインテル。立ち上がりからボールを握ると、FWエディン・ジェコのポストプレーを起点にゴールへ迫るが、ゴールを奪えずハーフタイムへ突入した。

後半はこう着した状態が続く中、83分に痛恨の失点を許しこのまま敗れるかに思われたが、アディショナルタイムに得たPKをFWロメル・ルカクが決めて同点。この際、ルカクが過剰なセレブレーションでユベントスサポーターを挑発したとして退場処分になったが、試合はそのまま1-1のドローに終わった。なお、試合終了後にはMFフアン・クアドラードとGKサミル・ハンダノビッチも小競り合いから両者退場となっている。

退場者を出しながらも土壇場で敗北を回避したインザーギ監督は、チームのパフォーマンスを称賛。しばらくは別の試合に集中したいとしつつ、2ndレグに勝利して2大会連続の決勝進出を成し遂げたいと意気込んだ。

「チームは素晴らしい試合をした。試合を通して、我々はピッチをコントロールしていたと思う。チャンスについては相手GKの存在もあり決めきれなかったが、私としてはルカクのゴールがなくても意見は変わらなかっただろう。難しいピッチで、素晴らしいチームを見られた」

「この試合からは多くのことを学べたと思う。選手たちはコンパクトかつアグレッシブだった。これは良い兆候だと思うが、まだ1stレグに過ぎない。ここから再び試合があり、勝てばまた決勝に進出できる」

「試合の終わり方については、ルカクはいつもこうして喜ぶ選手であり、誤解から見苦しい騒動になってしまったと思う。結果として、我々はチームに欠かせないルカクとハンダノビッチを失うことになった」

「3日後にはまた別の試合がある。これから2ndレグまでの間に多くのチャレンジが待ち受けているのだから、この試合はいったん忘れたい。我々は重要なパフォーマンスを求めていたが、チームはまとまりがありコンパクトだった。より注意深く、集中もできたはずだが、重要な相手に対してほとんど失点していない」

「我々のサポーターは特別で比べようのないものだ。先週末のスタジアムでは敗戦にもかかわらず、スタジアム全体が最後まで応援してくれた」

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