かつてチェルシーに所属した元イングランド代表FWのダニエル・スタリッジ氏が、現在インテルにレンタル中のベルギー代表FWロメル・ルカクへの期待を語った。
ルカクは2021年夏にインテルから移籍金9750万ポンド(現レートで158億円)でチェルシーに加入。2014年夏以来7年ぶりの復帰となったが、トーマス・トゥヘル監督(現バイエルン)の戦術にフィットできず苦しむと、クラブとの関係が悪化したこともあり昨夏の移籍市場でインテルにレンタルの形で再加入した。
しかし、インテルではケガの影響もあり、ここまで本領発揮には至らず。セリエAでは16試合に出場して3ゴールと期待を裏切っており、今夏チェルシーへ返却される可能性がある。
チェルシーはあくまで売却を既定路線としているが、イギリス『スカイ・スポーツ』に出演したスタリッジ氏は、もう一度ルカクを信じてみるべきだと主張。現在プレミアリーグで11位に低迷し、2日にグレアム・ポッター監督の解任を発表したチェルシーは決定力不足に苦しんでおり、新監督がルカクを起用する可能性はあると語った。
「新監督次第だとは思う。もし新しい監督が来るのなら、誰であっても彼を気に入ってくれることを願うよ。彼はここまで、自分を証明するチャンスがなかったからね」
「新監督となる人物は、ルカクがゴールを決められる選手だと知っているはずだ。実際、彼はこれまでゴールを重ねてきた選手であり、それが彼の特徴でもある」
「もし、チームメイトがチャンスを作れるものの決めきれないなら、彼はそれを解決する適切な選手だ。もし彼が今のチェルシーにいれば、いくつかのチャンスを決められていただろう」
「もちろん、ルカクを呼び戻して絶対に彼を主軸としたチーム作りをすべきとは言わない。それでも、今のところ彼はチームにとって必要な選手となり得る存在だと思う」
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