チェルシーのモロッコ代表MFハキム・ツィエクに元恩師がエールを届けた。
アヤックス時代にエリク・テン・ハグ現マンチェスター・ユナイテッド監督のもとで才能を輝かせ、2020年夏からチェルシーでプレーするツィエク。だが、ロンドンではなかなか常時の出場が叶っていない。
今季もここまで9回の先発しか巡らずで、今冬にパリ・サンジェルマン(PSG)行きが目前だったが、書類不備でとん挫。そんなツィエクとは今や敵チームのテン・ハグ監督だが、今も気にかけているようだ。
25日に行われたプレミアリーグ第32節延期分のチェルシー戦後、ツィエクとの会話が目撃されるテン・ハグ監督は『Viaplay』で内容を明かさずも色褪せぬ絆を口にし、もっとプレーすべき選手だと話した。
「(どんな会話を?) ハキムと私の内話だ。一緒に多くのことを経験し、美しいものを見てきたんだ。生涯の絆がある」
「彼は毎週のようにプレーしないとね。キャリアの最盛期にあるフットボーラーだし、ピッチに立っていないといけない」
今夏にもチェルシーからの退団が取り沙汰されるツィエク。移籍するなら、恩師が言うように定期的な出番が見込めるクラブを見つけたいところだが、果たして。