首位ダルムシュタット(勝ち点67)は、アウェイでグロイター・フェルトと対戦。前半半ばの30分にパトリック・ファイファーが退場し数的不利となったダルムシュタットは、ゴールレスで迎えた後半開始早々の50分にトビアス・ラシュルのゴールで先制を許すと、57分にもシモン・アスタにネットを揺らされ、立て続けに失点。
その後も劣勢の展開が続くダルムシュタットは、71分にアルミンド・ジープ、78分にジュリアン・グリーンにゴールを許し、そのまま0-4で敗戦した。
また、クラブ史上初のブンデスリーガ昇格を目指す2位のハイデンハイム(勝ち点64)は、アウェイでヤーン・レーゲンスブルクと対戦。ゴールレスで迎えた後半開始早々の51分に失点したハイデンハイムは、56分にもプリンス・オセイ・オウスにネットを揺らされ、2失点。
直後の58分にオウンゴールで1点を返したハイデンハイムは、後半アディショナルタイムに獲得したPKをジャン・ニクラス・ベステが決めて試合を振り出しに戻すと、試合終了直前の99分にティム・クラインディーンストが逆転弾を沈め、2-3で勝利した。
この結果、得失点差でダルムシュタットを上回ったハイデンハイムが逆転で2.ブンデスリーガ優勝を飾り、クラブ史上初のブンデスリーガ昇格を果たした。
そのほか、6シーズンぶりのブンデスリーガ復帰を狙うハンブルガーSVは、ザントハウゼンとのアウェイ戦を1-0で勝利したが、2年連続の3位でシーズンを終え、ブンデスリーガ16位シュツットガルトとの入れ替えプレーオフに回ることとなった。
また、日本人所属クラブでは田中碧やアペルカンプ 真大らの所属するデュッセルドルフが、アウェイでカイザースラウテルンに3-0で勝利。伊藤達哉の所属するマクデブルクは、奥川雅也の所属するビーレフェルトと対戦し4-0で勝利。遠藤渓太の所属するブラウンシュヴァイクはアウェイでハンザ・ロストックに1-2で敗戦している。