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「それはプライスレス」久保建英のCL出場確定、10年ぶりの快挙にソシエダ指揮官も歓喜「クレイジー」

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レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、チャンピオンズリーグ(CL)出場決定を喜んだ。スペイン『アス』が伝えた。

28日、ラ・リーガ第37節が行われ、ソシエダは3位のアトレティコ・マドリーとアウェイで対戦した。

日本代表FW久保建英も出場したこの試合。試合は37分にアントワーヌ・グリーズマンに先制を許すと、73分にはナウエル・モリーナにも追加点を奪われる。

ソシエダは88分にアレクサンダー・セルロートのゴールで1点を返すも、2-1で敗戦。3位浮上の可能性を逸してしまった。

ただ、5位のビジャレアルがラージョ・バジェカーノに敗戦したため、4位が確定。10シーズンぶりにCLに出場することが決定した。



試合には敗れたものの、悲願のCL出場を決めたソシエダ。イマノル監督は、試合後に胴上げされるなど、選手たちも大いに湧いた。

試合後の記者会見ではCL出場権獲得に歓喜。どう成し遂げたのかが大事だとした。

「まず言いたいのは、選手、スタッフ、ファン、クラブへの感謝の言葉だ。ここに来て顔を見せているのは私だが、彼らの働きなしでは不可能だった。チームがやっていることはクレイジーだ」

「ヨーロッパに3年連続で出場することは既に素晴らしいことだとしたら、1試合を残してチャンピオンズリーグに出場するということは、彼らが何を成し遂げたかではなく、どのように成し遂げたかということだ。それはプライスレスだ」

「彼らに感謝し、誇りに思い、我々がすべきことは、このシーズンを楽しむことだ。数は多くはないが、まだ先がある。とても難しいが、天井はどんどん高くなる。我々にかけていないものは、野心、熱意、尊敬だ」

今シーズンはヨーロッパでの戦いもありながら、リーグ戦では常に上位に位置。最終的に4位以内でのフィニッシュも決まったが、成し遂げた選手たちを称えた。

「何度も繰り返してきたが、何が達成されたのかではなく、どのように達成されたのかだ。シーズンを通して、我々はヨーロッパとカップ戦で3位と4位の間でプレーしてきた。何よりもそのことが私にとって、誇らしく、穏やかで、幸せな気持ちにさせてくれている」

「想像してみてほしい。多くの自国選手がいる私の人生のクラブにおいて、ラ・レアルを愛する全ての人にとって、4シーズン連続でヨーロッパで戦い、そして今はチャンピオンズリーグにも出場することになった。これは本当の狂気であり、本当の喜びだ」

「今日はチャンピオンズリーグに出るチームとスタジアムを相手に勝てなかったが、近年はヨーロッパリーグの出場権を獲得し、今日はチャンピオンズリーグに出場することができた。決して悪いことではない」

ソシエダは2003年、2013年と10年に1度CLに出場。またしても10年ぶりの出場となったが、ここからは連続で出場を続けたいところだろう。

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