日本代表DF吉田麻也(34)がシャルケを退団することになったようだ。ドイツ『ビルト』が伝えた。
昨シーズン限りでサンプドリアを退団し、今シーズンからシャルケに加入した吉田。ディフェンスリーダーを任された中、昇格組のチームは苦戦。ディフェンスラインにケガ人が続出したこともあり、全く結果を残せないままシーズンが進んでいく。
吉田は試合に出続けたものの、守備を立て直せず。それでも、カタール・ワールドカップ(W杯)が終わり、年が明けてからは急激に復調。4試合連続クリーンシートを達成するなど、8試合無敗で勝ち点を重ねた。
しかし、4月位入り再び失速。吉田もケガで離脱するなど出番がほとんど訪れず。チームはなんとか粘りを見せていたが、最終節ではRBライプツィヒに敗れて終戦。1年での2部降格となった。
降格決定から一夜明けた28日、シャルケはチームを解散。その中で、今夏退団する9名に別れが告げられたとのこと。その中に吉田も含まれていたという。
吉田は1年間の延長オプション付きの1年契約で加入。オプション発動の条件が設定され、25試合以上の出場とチームの1部残留が必要だったが、試合数は足りていたものの2部に降格。そのため、1年で満了となることとなった。
なお、レンタル組の選手以外には、FWシモン・テローデ(35)も契約が満了となる見込みだ。
吉田にとっては難しいシーズンに。かつて在籍した、サウサンプトン、サンプドリアもまさかの2部降格となり、所属してきたクラブが全て2部になってしまうという悲しいシーズンにもなってしまった。