クロアチアのハイデュク・スプリトに所属する元クロアチア代表GKダニエル・スバシッチ(38)が現役引退を発表した。
スバシッチは2003年に母国のザダルでプロデビュー後、ハイデュク・スプリトを経て、2012年1月に当時リーグ・ドゥ(フランス2部)に降格していたモナコに加入。
そのモナコでは長きに渡り守護神として君臨し、在籍8年半で公式戦292試合に出場して111試合のクリーンシートを記録。2016-17シーズンには悲願のリーグ・アン制覇を達成した。
2020年の夏にモナコを退団したスバシッチは、1年間の無所属を経て、2021年の夏に古巣のハイデュク・スプリトに加入。加入後は2シーズンで主に控えGKとして公式戦7試合のプレーにとどまると、今シーズンは28日に行われた最終節のシベニク戦で途中出場した1試合のみの出場となっていた。
また、2018年6月に行われたリヒテンシュタイン代表との国際親善試合でクロアチア代表デビューを飾ったスバシッチは、ワールドカップとユーロに2度ずつ選出されるなど通算44試合に出場していた。