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ユベントスと交渉決裂のディ・マリア、古巣ベンフィカが獲得に関心

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ベンフィカがユベントスのアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア(35)の獲得に動き出したようだ。

昨夏に長年在籍したパリ・サンジェルマン(PSG)を退団し、ユベントスでの挑戦を選択したディ・マリア。負傷もありフル稼働こそならなかったものの、ここまで公式戦39試合に出場して8ゴール7アシストの好成績を残している。

不正会計により勝ち点をはく奪されるなど、クラブにゴタゴタがある中でも流石の存在感を発揮したディ・マリアだが、今季までとなっているユベントスとの契約延長に向けた交渉は決裂。今夏再びフリーとなることが濃厚になったアルゼンチン代表MFには、多くのクラブが関心を寄せている。

移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、その中でもベンフィカが具体的な動きを見せたとのことだ。クラブは2009-10シーズンまで在籍したスター選手の復帰を希望しており、選手側との接触を図っている。

一方で、ディ・マリアに対してはその他のクラブも獲得に動くと見られ、本人は決断を焦らない模様。ただし、欧州リーグでの挑戦を希望しており、噂されるサウジアラビアのクラブへの移籍には関心を示していないとのことだ。

いずれにしても、今週末に予定されるセリエA最終節が終わり次第、ディ・マリアの新天地探しは本格化することが予想される。

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