マンチェスター・ユナイテッドはスウェーデン代表FWアンソニー・エランガ(21)の放出を積極的に進めるようだ。
ユナイテッド下部組織出身のエランガは昨季のラルフ・ラングニック暫定監督に積極的に起用され、公式戦27試合に出場した。しかし、指揮官がエリク・テン・ハグ監督に代わった今季は、アルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョの台頭などもあり、序列が低下した。
今やガルナチョの影にすっかりと隠れ、プレミアリーグでの出番は3月上旬のリバプール戦が最後。2023年に入ってからの公式戦先発出場は1試合のみとなっている。
イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』によると、ユナイテッドは当初、エランガをレンタルで放出しようと考えていたが、売却も視野に入れることを決断。現在では、本来の希望売却額の半額となる1000万ポンド(約17億円)でのオファーも受け入れる意向のようだ。
守備面での奮闘は見られたものの、攻撃でなかなか違いを生み出すことができなかったエランガ。移籍が決まるようであれば、新天地ではオフェンス能力の向上が期待される。