セビージャのアルゼンチン代表FWルーカス・オカンポスが大舞台で強心臓ぶりを発揮した。
5月31日にヨーロッパリーグ(EL)決勝に臨んだセビージャ。ジョゼ・モウリーニョ監督率いるローマとの一戦は、前後半90分を1-1で終えると、延長戦でも決着はつかず、PK戦へともつれ込んだ。
両チームの選手が走り切った中で迎えたPK戦の一番手はセビージャのオカンポス。大きなプレッシャーのかかる場面だが、ここでオカンポスが予想外のキックを見せる。
小刻みなステップからゆったりとした助走を取ったオカンポスは、キックと同時にボールから目を離すノールックPKを敢行。ローマのGKルイ・パトリシオを完全に騙し、真中へとボールを流し込んだ。
これには、SNS上のファンも「オカンポス肝座ってるなー笑」、「うますぎる」、「どんなメンタル」、「見てもいないやん」と驚いていた。
このキックで勢いがついたのかセビージャはPKを4人連続で成功。セビージャのGKボノはPKを2本止め、PK戦を4-1で制したセビージャが3シーズンぶり最多7度目の優勝を果たした。