ブンデスリーガで16位となり、残留プレーオフに回ることになったシュツットガルトは、遠藤と伊藤がスタメンとなった。
ブンデス2部で3位となって昇格プレーオフに進出したHSVに対し、[3-4-2-1]で臨んだシュツットガルトは遠藤がボランチ、伊藤が左センターバックでスタート。
そのシュツットガルトは開始45秒に先制する。ソサの左CKからマヴロパノスのヘディングシュートが決まった。
良い入りを見せたシュツットガルトは9分、遠藤のパスを受けたヒューリッヒがGK強襲のシュートを浴びせると、23分に追加点の好機。ヴァグノマンのスルーパスに抜け出したギラシーがGKと一対一に。だが、シュートはGKフェルナンデスに止められてしまう。
それでも25分にPKを獲得。ミロがボックスぎりぎりの位置でレイスに倒された。しかし、キッカーのギラシーはGKフェルナンデスにシュートを止められ、やはり追加点とはならない。
さらに29分、ボックス左からヒューリッヒがGK強襲のシュートを再び放ったシュツットガルトは、ハーフタイムにかけてはHSVに押し込まれるも、1点のリードで前半を終えた。
迎えた後半、シュツットガルトが攻勢をかけると51分に加点。ヒューリッヒのスルーパスをボックス左で引き出したミロのクロスをヴァグノマンが押し込んだ。
ヴァグノマンの恩返し弾で突き放したシュツットガルトは54分に3点目。ソサの左CKから今度はギラシーがヘッドで決めた。
PK失敗のギラシーが汚名返上のゴールを挙げたシュツットガルトは59分にFKからグラッツェルにポスト直撃のヘディングシュートを浴びた中、69分に数的優位となる。スホネンがヴァグノマンの足にスパイクの裏を見せるファウルを犯して一発退場となった。
余裕のシュツットガルトはそのまま3-0で先勝。6日に行われる2ndレグを前に残留へ大きく前進している。