アヤックスは1日、ヨン・ヘイティンガ暫定監督(40)の退任を発表した。
現役時代はアヤックスやオランダ代表などで活躍したヘイティンガ監督は、アルフレッド・スロイデル監督が1月に解任されると、暫定指揮官として後を継いだ。
シーズン開幕前にエリク・テン・ハグ監督がマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任し、スロイデル監督を招へいしたアヤックス。チームは首位をひた走っていたが、昨年11月からトーンダウン。7戦未勝利となり、5位にまで転落した。
早々に優勝争いから脱落すると、U-21チームの監督であったヘイティンガ監督が就任。チームは復調し、2位にまで一時浮上したが、3位でフィニッシュしていた。
あくまでも暫定体制だった中、1日に新たな監督を探すことを発表した。
フットボール・ディレクター(FD)のスヴェン・ミスリンタート氏はクラブを通じて、今回の決定を説明している。
「今日の午後、ヨンに伝えた。個人のレベルでは、これは難しい決断であり、彼に伝えるのは簡単ではなかった。ヨンは困難な時期にクラブを助けるために乗り出し、実行してくれた」
「献身的に取り組んでくれた。我々はとても感謝している。厳しい時期だった」
「アヤックスは5位にいたが、3位で終わった。彼はこの数カ月で多くのことを学んだ。彼の成長に関して役割を果たしたいと思っている」