現役時代はレアル・ソシエダやリバプール、レアル・マドリー、バイエルンでプレーしたシャビ・アロンソ監督。スペイン代表としても中軸を担っており、2010年の南アフリカ・ワールドカップの優勝メンバーでもある。
引退後は指導者の道を歩み、マドリーのユースでコーチを務めたのち、ソシエダのBチームの監督に就任。2022年10月からはレバークーゼンで指揮を執っている。
直近ではユリアン・ナーゲルスマン監督の解任の引き金となったバイエルン戦での勝利など、現在公式戦6連勝中とチームの状態も上向きだ。
そのシャビ・アロンソ監督だが、グレアム・ポッター監督を電撃解任したチェルシーの監督候補に浮上しているという。イギリス『ガーディアン』が伝えた。
クラブOBでもあるフランク・ランパード氏がシーズン終了まで暫定的に指揮を執るという報道が出ている中、チェルシーは新シーズンに向けた新指揮官を探している。
有力な候補として浮上しているのは、バイエルンで解任されたナーゲルスマン氏、そしてスペイン代表監督を退任したルイス・エンリケ氏とされている。ルイス・エンリケ氏はすでにロンドンに渡り、交渉をしているという話も出ている。
ただ、このところ多くのクラブが監督を解任しており、有望な指揮官は引く手数多の状態。また、今シーズンのパフォーマンスを受けて来季から監督を交代させようと画策するクラブも多い状況だ。
そのため、2人以外の候補としてスポルティングCPのルベン・アモリム監督、フランクフルトのオリバー・グラスナー監督もリストアップ。また、マウリシオ・ポチェッティーノ氏も浮上している中、シャビ・アロンソ監督も名前が挙がっているようだ。
レバークーゼンでの手腕を評価されてのものだが、就任から時間も間も無く、チェルシーに来る可能性は低いと見られている。
ただ、何が起こるかわからないのがサッカー界。一体誰が正式に就任するのか、注目が集まる。