ウェストハムの元フランス代表DFクル・ズマが自身の動物虐待に言及した。
今季も公式戦31試合の出場数をマークしたズマだが、昨年2月に飼い猫を叩いたり、蹴ったりする自身の動画が流失して波紋に。動物愛護団体からも非難の声が上がり、スポンサーとの契約が飛んだほか、罰金等々の処分も食らった。
それからというもの、ピッチに立っても対戦相手のファンからその事件に絡めて嘲笑されたりといまだ尾を引くズマだが、イギリス『イブニング・スタンダード』で当時を振り返り、改めて反省している。
「僕にとっても、家族にとっても、大変な時期だった。多くを経験したよ。僕は間違いをおかした。自分でもわかっているんだ。悪いことをした」
「自分の行いに改めて詫びないといけないけど、人生とは前に進んでいくものだ。妻や子供、家族り、周囲、クラブ、ファン、みんなが力になってくれた」
「影響を受けたけど、彼らが手を差し伸べてくれたし、僕も笑顔を絶やずにいたよ」
そんなズマは「ファンが僕の名前を叫ぶのを聞くのは自分にとって意味のあること」とも。決勝に勝ち進むヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のタイトルで報いたいと力を込めた。
「また別のモチベーションになるし、全部のデュエルに勝ちたいと思うようになる。トロフィーで恩返しがしたい。そうなれば、最高の気分だ」