シャルケは2日、今季限りでの退団が濃厚となっていたドイツ人FWシモン・テローデ(35)と新契約を結んだことを発表した。
クラブによれば、契約期間は3年間となるが、1シーズン終了ごとにテローデを残留させるかをシャルケ側が決定するとのことだ。
新契約にサインしたテローデは、公式サイトで以下のようにコメントしている。
「ここ数週間で、クラブが自分にとってどれだけ大切な存在か、そしてここでの時間をまだ終わらせたくなかったということに改めて気付かされたんだ。ライプツィヒ戦は、僕にとって本当に感慨深い時間だったよ。僕たちはかつて1年で昇格することができた。もう一度それに挑戦するつもりだ」
2021年7月にハンブルガーSVからフリートランスファーで加入したテローデ。2.ブンデスリーガでの経験豊富なストライカーは、昨シーズンの同リーグで30試合に出場し、30ゴール4アシストを記録。
これまで2016-17シーズンのシュツットガルト、2018-19シーズンのケルンで2.ブンデスリーガ優勝に導いてきた昇格請負人は、得点王と共にシャルケを優勝に導き1年での1部復帰の立役者となった。
ただ、キャリアを通じてブンデスリーガの壁に苦しんできた192cmの大型ストライカーは、今シーズン公式戦33試合で5ゴールと期待された得点源として機能することができなかった。