イタリアの元首相であり、かつてミランの会長も務めたシルヴィオ・ベルルスコーニ氏(86)は白血病を患っていたようだ。
ベルルスコーニ氏は、呼吸困難を訴えてミラノのサン・ラファエレ病院に緊急搬送。同病院の循環器病棟で集中治療を受けている。
現時点で状態は安定しており、命に別状はない模様だが、イタリア『Corriere della Sera』によると、同氏は先週に行われた検査で白血病と診断されていたという。
今回の緊急入院に関しては、白血病に起因する合併症による肺炎での入院だった模様だ。
そして、ベルルスコーニ氏はすでに5日から白血病を治療するための化学療法を開始したとのことだ。
現在、セリエAのモンツァのオーナーを務めるベルルスコーニ氏は、以前に新型コロナウイルスに感染し、11日間の入院を余儀なくされていた。また、2021年には心臓の問題によってモナコの心臓病センターに緊急搬送されていた。
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