ドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガム(19)がレアル・マドリー移籍に向け、詳細を詰めている状況のようだ。
2020年夏にバーミンガムからドルトムントへと移籍したベリンガム。まだ10代ながら、ドルトムントの主力として3シーズンにわたって活躍し、今季は公式戦42試合に出場。惜しくもリーグ優勝は逃したが、2022-23シーズンのブンデスリーガ最優秀選手賞にも選ばれた。
そんなベリンガムには多くのビッグクラブが目をつけていたが、今ではレアル・マドリー行きがほぼ確実とみられている。スペイン『マルカ』によると、ベリンガムはすでにマドリードでの住まいを探している状況で、5日には、代理人と共に代理人のオフィスを出る姿がロンドンで目撃されている。マドリード滞在に向けた、詳細を詰めていたと考えられているようだ。
一方のマドリーは、今後数日以内にすべてを決定し、サンティアゴ・ベルナベウで移籍を発表することやベリンガムをファンに紹介することを望んでいるという。すでにベリンガムとは基本合意に達しているため、6月30日からベリンガムをマドリーの選手として扱えると見込んでいるようだ。
ドルトムントもベリンガムが去ることを受け入れており、最終的な移籍金を決めるための話し合いをマドリーと進めている状況。ドルトムントが1億4000万ユーロ(約208億4000万円)を求めているのに対し、マドリーは1億〜1億2000万ユーロ(約148億9000万〜178億6000万円)での決着を望んでいるというが、このすれ違いが破談に繋がることはないと考えられている。