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補強を先導する幹部2人が去ったミラン、ロフタス=チークは獲得交渉継続へ

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ミランは、チェルシーから元イングランド代表MFルベン・ロフタス=チーク(27)の獲得を目指し続けるようだ。



移籍市場を統括するテクニカル・ディレクター(TD)のパオロ・マルディーニ氏、スポーツ・ディレクター(SD)のリッキー・マッサーラ氏を解任したミラン。これによって全ての補強戦略が一時ストップしたとも言われているが、少なくとも両者が交渉を続けてきたロフタス=チークの獲得作戦は継続していくという。

イギリス『フットボール・インサイダー』によると、チェルシーとの交渉はまだまだ初期段階。しかし、チェルシーはロフタス=チークとの契約が2024年6月までとなっており、1年間の延長オプションを行使する可能性も皆無とされている。さらに、今夏の大型補強を進めるにあたって、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)への抵触を避ける必要もあるとのことだ。

そんな状況を察知しているクラブも多いのか、今年1月の移籍市場からロフタス=チークを狙い続けてきたミランにもライバルが多数。プレミアリーグからも複数のクラブがロフタス=チークの獲得に乗り出しているとされている。

ここのところ、ロフタス=チークとともに、フランクフルトを退団する日本代表MF鎌田大地(26)との交渉も注目されてきたミラン。鎌田については、解任された2人の幹部以上にステファノ・ピオリ監督が獲得を熱望していると言われている。

移籍市場への影響が心配されるミランだが、基本的にはマルディーニ氏らの補強戦略が継続されていくようだ。

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