バルセロナは7日、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35)についての声明を発表した。
今シーズン限りでパリ・サンジェルマン(PSG)を退団することが決定していたメッシ。去就に関しては、古巣のバルセロナ復帰に加え、サウジアラビアからの巨額オファーが届いた他、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミへの移籍が噂されていた。
父であり代理人でもあるホルヘ・メッシ氏がバルセロナのジョアン・ラポルタ会長と会談を行ったという報道も出た中、7日にメッシが自身の去就について表明。インテル・マイアミへと移籍することを公にした。
復帰に熱を上げていたバルセロナだったが、メッシの復帰が叶わないことに。長らく続く財政難や、2年前の退団に関する不信感、そしてメッシをチームに迎え入れるために多くの問題解決が必要となり、時間がかかることから、メッシは断りを入れていたという。
そんな中、バルセロナはメッシの決断を受けて声明を発表。復帰に向けたプロセスを踏んでいたものの、叶わなかったとし、メッシを後押ししたいとした。
「5日、月曜日。選手の父であり代理人でもあるホルヘ・メッシ氏は、バルセロナとリオネル・メッシがブラウグラナに戻ることを望んでいることを考慮し、バルセロナから提案があったにもかかわらず、選手がインテル・マイアミと契約することを決定したことを伝えて来ました」
「ラポルタ会長は、メッシが近年受けてきたスポットライトやプレッシャーから離れ、要求の少ない大会に出場するという決断を理解し、尊重しました」
「また、ジョアン・ラポルタ会長とホルヘ・メッシの両氏は、これまで、今も、そしてこれからも、バルサに愛され続ける選手へのバルセロナファンからの素晴らしい賛辞を促進するために協力することに同意しました」