フランクフルトは9日、ドルトムントからU-21ドイツ代表MFアンスガー・クナウフ(21)を完全移籍で獲得した。契約期間は2028年6月30日までの5年間となる。
ハノーファーの下部組織から2016年にドルトムントのユースに加入したクナウフは、年代別チームの主力として活躍した後、2020年12月のチャンピオンズリーグ(CL)のゼニト戦でトップチームデビューを飾った。
左ウイングを主戦場にスピードと突破力に優れるアタッカーは、3部に所属するドルトムントⅡで定期的にプレー機会を得ながら、トップチームで16試合に出場したが、更なるトップレベルでの出場機会を求めて2022年1月に1年半のレンタル移籍でフランクフルトに加入。
フランクフルトでは、両ウイングバックを主戦場に公式戦52試合に出場し4ゴール5アシストをマーク。昨季はヨーロッパリーグ(EL)で7試合出場すると、準々決勝2ndレグのバルセロナ戦、準決勝1stレグのウェストハム戦でゴールを記録するなど、クラブの初優勝に貢献。
今季も主力としてチャンピオンズリーグ(CL)6試合を含む公式戦33試合に出場し、1ゴール3アシストを記録していた。