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モイーズがウェストハム監督留任へ、今季はクラブ初のECL優勝を達成

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ウェストハムは来シーズンもデイビッド・モイーズ監督(60)に指揮を託すことを決定したようだ。

モイーズ監督は2017年11月にウェストハムの指揮官に就任すると、低迷するチームを立て直し、シーズン終了と同時に退任。その後、2019年12月に再就任を果たすと、昨季はヨーロッパリーグ(EL)ベスト4にチームを導くなど優れた采配を振るった。

今季は開幕から低空飛行が続き残留争いに巻き込まれたが、終盤にかけて調子を上げ、最終的に14位でフィニッシュ。また、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)は無敗で決勝まで進出を果たすと、フィオレンティーナを下して初優勝した。

ファンからは英雄として称えられたモイーズ監督だが、シーズン中から退任話が取り沙汰され、この優勝を置き土産にする可能性が浮上。しかし、イギリス『デイリー・メール』によると、クラブと会談の結果、2024年夏まで留任する見通しになったとのことだ。

モイーズ監督は家族が住むイングランド北西部へ移ることを検討していたものの、来季ELに参戦するクラブでの挑戦をより強く望んだという。

ウェストハムは今夏の移籍市場で、キャプテンを務めるイングランド代表MFデクラン・ライスの退団が濃厚に。スカッドの再編成が求められる中で、経験豊富な指揮官の留任は明るい材料になるだろう。

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