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レーティング:リバプール 2-2 アーセナル《プレミアリーグ》

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プレミアリーグ第30節、リバプールvsアーセナルが9日にアンフィールドで行われ、2-2のドローに終わった。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。



▽リバプール採点

(C)CWS Brains,LTD.


GK
1 アリソン 6.0
2失点共に責任はなし。ビッグセーブの数はさほどなかったが、守備範囲の広さを生かしてピンチを未然に防いだ

DF
66 アレクサンダー=アーノルド 6.0
前半の出来はかなり厳しかったが、後半はチームが押し込んだことで長所が出やすい展開に。身体を張った守備に加えて、正確なクロスから同点ゴールをアシスト

5 コナテ 7.0
崩壊しかけていた守備をほぼ一人で支えた。後半は再三の鋭い潰しで相手に攻撃機会を与えずに攻勢の立役者に。後半最後の決定機を決め切っていれば、個人として語り草の一戦となっていたはず

4 ファン・ダイク 5.0
後半はチームと共に盛り返したが、2失点いずれにも関与。ジェズスら相手アタッカーを前に衰えは隠せず

26 ロバートソン 5.5
1失点目ではサカに出し抜かれる。前半はサカにだいぶ苦戦したが、後半はチームが押し込んだことで攻撃面で良さも出した

MF
14 ヘンダーソン 6.5
直近数試合で体たらくが続いた中、盛り返してきた印象。狙いを持ったインターセプトやサラーなど周囲への効果的なサポートが光った

3 ファビーニョ 5.5
良い縦パスを差し込む場面や後半はセカンド回収でもまずまず機能。ただ、本来のクオリティを考えれば、攻守に物足りない

(→フィルミノ 6.5)
得意とするアーセナル相手に値千金の同点ゴールを記録。守備の局面でも良く戦っていた

17 カーティス・ジョーンズ 6.0
試合の入りはやや相手の勢いに呑まれたが、前半終盤からチームと共に盛り返した。1点目の起点や後半の攻勢に一役買った

(→チアゴ 6.0)
久々の戦列復帰となった中、本調子とはいかなかったが、攻守両面で賢さや巧さを随所に見せた

FW
11 サラー 6.5
反撃の狼煙を上げるゴールを記録。ボックス内で再三の決定機に絡むなど間違いなく相手の脅威となったが、PK失敗に幾つかの決定機逸とエースの仕事は果たせなかった

18 ガクポ 5.5
サイドに流れてのボールキープや切り替えの守備で上々の仕事。ただ、相手の守備陣に対して脅威を与えるようなプレーはさほど多くなかった

20 ジョタ 5.5
あっさりとしたボールロストや球際での勝負での劣勢など本来の出来ではなかった。それでも、1点目の起点にPK奪取と仕事はこなした

(→ヌニェス5.0)
ラムズデールとの一対一を外すなど決定的な仕事はできなかった

監督
クロップ 5.5
エンジンがかかるまでに時間がかかったが、絶好調の首位チーム相手に2点差を追いついてのドローはそこまで悪くない結果。ヌニェス以外は交代策も機能

▽アーセナル採点

(C)CWS Brains,LTD.


GK
1 ラムズデール 7.0
2失点共にノーチャンス。後半アディショナルタイムの2つのビッグセーブを含めて敗戦から救う、まさに守護神の仕事ぶりだった

DF
4 ホワイト 5.5
先制点の起点となるなど前半途中までは上々の出来。ただ、後半はローリングしてくる相手の攻撃に後手を踏む場面が多かった

16 ホールディング 6.0
やや不運なPK献上に加え、圧力を受けた際の繋ぎの精度はマイナスポイント。それでも、それ以外の局面では地対空できっちり相手の攻撃を撥ね返した

6 ガブリエウ 6.5
前半終盤から完全に押し込まれた中でサラーという相手のキーマンによく食らいついた。最後は守護神にだいぶ助けられたが、個人としてはよく守れていた

35 ジンチェンコ 5.5
試合を通して攻守に気の利く仕事を見せたが、最後の最後にアレクサンダー=アーノルドへの軽い対応が痛恨の結果を招いた

(→ティアニー -)

MF
8 ウーデゴール 5.5
前半は良い形で繋ぎ役として機能したが、守勢の流れでは球際の勝負で苦戦。なかなかうまくボールを落ち着かせられなかった

(→キヴィオル 5.0)
厳しいタイミングでリーグ戦2試合目の出場。個人として大きなミスはなかったが、結果的に逃げ切り失敗に

5 トーマス 6.5
前半は安定した繋ぎに狙いを持った潰しで存在感。後半は全体が守勢を強いられた中、中盤のフィルター役として獅子奮迅の働きだった

34 ジャカ 6.0
パフォーマンス自体は攻守両面で素晴らしかった。ただ、前半終盤の不必要なちょっかいでアンフィールドの空気を変えてしまった印象

FW
7 サカ 6.0
先制点の起点となるなど攻撃を牽引。ただ、普段に比べてやや重さが見受けられて連勝時ほどのスーパーな出来ではなかった

9 ガブリエウ・ジェズス 6.5
2試合連続ゴールを記録。最後はさすがにバテたが、コンディションは良好で攻撃面の切れ味に加えて献身的な守備も光った

(→トロサール 5.5)
難しい時間帯での投入ということもあって目立った仕事はできず

11 マルティネッリ 7.0
自身を高く評価する敵将の前で1ゴール1アシスト。後半の守勢の流れでも前がかりな相手に脅威を与え続けた

監督
アルテタ 5.0
1失点するまでは敵地で素晴らしいパフォーマンスを披露。ただ、後半は勢いづいた相手をなかなか止められず、結果論ではあるが、逃げ切りを図った交代策も機能しなかった

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ラムズデール(アーセナル)
コナテの活躍もスーパーだったが、チームに勝ち点1をもたらす圧巻の連続セーブを見せたガナーズの守護神をMOMに選出。それ以外にもサラーやヌニェスの決定機を阻止しており、チームが19年ぶりの悲願を達成した際には間違いなくシーズンのハイライトの一つとなるパフォーマンスだった。

リバプール 2-2 アーセナル
【リバプール】
サラー(前42)
フィルミノ(後42)
【アーセナル】
マルティネッリ(前8)
ガブリエウ・ジェズス(前28)

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