リバプールのユルゲン・クロップ監督が振り返った。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。
9日のプレミアリーグ第30節で首位のアーセナルをホームに迎え撃った8位のリバプール。28分までに2失点したが、前半のうちにモハメド・サラーのゴールで1点を返すと、途中出場のロベルト・フィルミノが87分に同点弾を決め、2-2のドローに持ち込んだ。
54分のPKチャンスを不意にしてしまったのが悔やまれるが、本拠地アンフィールドの力も借りて、敗戦回避のクロップ監督。勝つチャンスがあっただけに、喜び切れない様子をうかがわせながら、両軍にとって悪くない結果だと評している。
「今季の我々にとって典型的な試合だった。アーセナルにとっても完全にオープンな試合で、最初と2つ目のチャンスでゴールを決めた。我々は十分に大きかった問題をさらに大きくしてしまった」
「だが、そこからのリアクションが良く、最終的にスペクタルなゲームだったね。複数のチャンスがあって、どうして勝てなかったのかわからない」
「2失点したリアクションから1ポイントというのはポジティブ。(幸せか、そうでないかの)狭間だが、引き分けでも問題ない。アーセナルにとっても、こういう試合を引き分ければ、チャンピオンになる可能性が広がるわけだし、超がつくほど大きなポイントだ」
「常に納得できるわけではない。彼らは良かったが、今日の試合は負けるかもしれなかったし、負けるべきだった。だから、彼らからすると、勝ち点1はベターだ」
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