チェルシーがビジャレアルのセネガル代表FWニコラス・ジャクソン(21)を獲得するようだ。
ジャクソンはビジャレアルのセカンドチーム育ち。ローンも経験して、2021–22シーズンからトップチームに絡み始め、今季はチームとしてラ・リーガ5位でヨーロッパリーグ(EL)出場権を掴んだなか、自身も公式戦38試合で13得点5アシストと一気にブレイクした。
その今季はケガによる離脱がありながら、ビジャレアルで飛躍の1年を終えたばかりのストライカーだが、チェルシー行きの動きがある模様だ。イギリス『The Athletic』によると、すでに個人条件の面で合意に達したのことで、クラブ間による交渉に移るようだ。
また、欧州の移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏の情報によると、ビジャレアルとの契約に3500万ユーロ(約54億2000万円)のリリース条項があり、チェルシーはそれを支払う見通しだが、分割払いも考慮しているという。
プレミアリーグ行きが望みだというジャクソンを巡ってはほかにも3つのクラブが関心を抱くとあって、チェルシーも急いでいるとも。なお、契約は5年以上の長期になるといわれる。
過去2度の大補強で膨れ上がったスカッドをどう整理するかも注目どころのチェルシーだが、泣きどころだったストライカー陣に若きタレントが新たに加わりそうだ。