首位のカターレ富山は、アウェイで12位のいわてグルージャ盛岡と対戦。ボールを保持する富山は序盤から岩手ゴールに襲いかかり、8分には松岡のシュートがクロスバーに直撃。前半終了間際にも佐々木のシュートがクロスバーを叩いたが、ゴールレスのまま試合は折り返した。
後半に入ると、51分に富山が均衡を崩す。左からのクロスに佐々木が左足で合わせ、先制に成功。59分には富山の吉平が追加点を奪い、リードを2点に広げた。
しかし、岩手も反撃に出る。68分、途中出場の佐藤がすぐさまゴールを決め、1点差に詰め寄ると、78分には佐藤がPKを獲得。このキッカーを佐藤自ら務めたが、ここは富山のGK田川がビッグセーブ。1点差で逃げ切った富山が勝ち点を「27」に伸ばし、首位をキープしている。
3位の愛媛FCは、4位奈良クラブとの上位対決に臨んだ。序盤は静かな展開となったが、24分には愛媛が右サイドからチャンスを作り、曽根田のクロスをベン・ダンカンがヘディングシュート。地面に叩きつけたが、勢いが良すぎたためクロスバーを越えた。
0-0のまま後半を迎えたが、60分に愛媛がリードを奪う。ボックス内でボールを受けたベン・ダンカンが、カットインから左足でシュート。この1点を最後まで守りきった愛媛が暫定2位に浮上。一方の奈良は5位へと順位を下げた。
その他、リーグ戦2連勝中と調子を上げている松本が、讃岐に2-0で勝利し3位に浮上。5試合連続でゴールを記録した小松が得点数を「12」に伸ばし得点ランキングトップを走っている。
宮崎vs今治の一戦は、選手の退場により宮崎が後半序盤から数的不利となったなか、1-1のドローで決着。下位同士の一戦となった鳥取vs北九州は、途中出場のキャプテン夛田が後半アディショナルタイムに決勝点を決め、北九州が第2節以来の勝利をあげている。
◆明治安田生命J3リーグ第14節
▽6/17
テゲバジャーロ宮崎 1-1 FC今治
いわてグルージャ盛岡 1-2 カターレ富山
松本山雅FC 2-0 カマタマーレ讃岐
愛媛FC 1-0 奈良クラブ
ガイナーレ鳥取 0-1ギラヴァンツ北九州
▽6/18
《14:00》
ヴァンラーレ八戸 vs福島ユナイテッドFC
AC長野パルセイロ vs 鹿児島ユナイテッドFC
アスルクラロ沼津 vs Y.S.C.C.横浜
《17:00》
FC大阪vs FC琉球
《19:00》
FC岐阜 vs SC相模原