アトレチコ・ミネイロは新監督にルイス・フェリペ・スコラーリ氏(74)を招へいしたことを発表した。契約期間は2024年12月末までとなる。
2002年の日韓ワールドカップ(W杯)でブラジル代表を優勝に導いた名将として知られる“フェリッポン”の愛称も持つスコラーリ氏は、1982年の監督キャリアスタート。
以降は、ブラジル国内の名門クラブをはじめチェルシー、ポルトガル代表、ジュビロ磐田、広州FCなど20以上のクラブチームと代表チームの指揮官を歴任。世界中で様々なタイトルを獲得してきた。
直近では2022年5月からアトレチコ・パラナエンセの監督に就任すると、コパ・リベルタドーレス出場圏内の6位フィニッシュにチームを導いた。その後、同氏は監督業からの引退を表明していた。
アトレチコ・ミネイロは今季ここまでカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA10試合で5勝3分け2敗の4位に位置しているが、16日に今年1月から指揮を執っていたエドゥアルド・コウデ監督と双方合意の下で契約を解除。その後任として名将のホジソン氏に白羽の矢を立てた格好だ。