ブレントフォードは17日、メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミからイングランド人MFロメオ・ベッカム(20)を完全移籍で獲得した。契約期間は1年間で、1年の延長オプションが付随。なお、所属はトップチームではなく、Bチームになるという。
ロメオ・ベッカムはかつてマンチェスター・ユナイテッドや、イングランド代表で活躍したデイビッド・ベッカム氏の次男。過去にアーセナルの下部組織に所属した経験のあるウィンガーは、アーセナル退団後にフットボールから遠ざかる時期があったが、2021年2020年から再びサッカー選手の道を歩み始めると、2021年9月に父親が共同オーナーを務めるインテル・マイアミのリザーブチームに入団。
プロ選手のキャリアをスタートさせて、2022年シーズンはMLSのリザーブチームが参加するMLSネクスト・プロ(アメリカ3部)で20試合に出場し2ゴール10アシストを記録。
そして2022年9月に同リーグが閉幕してからはブレントフォードの練習に参加すると、今年1月からレンタル移籍でブレントフォードのBチームに加入。公式戦15試合に出場し1ゴールを記録していた。
Bチームを率いるニール・マクファーレン監督は、ロメオ・ベッカムを完全移籍で獲得したことについて以下のようにコメントしている。
「1月にロメオをチームに加えましたが、彼はチームにとって素晴らしい存在だった。先日のマンチェスター・シティ戦では、レンタル移籍中に学んだことを発揮し、最高のパフォーマンスを披露していたよ」
「我々は、彼を保有する、しないにかかわらず成長させ続けてきた。彼が元気に戻って来て、来シーズンも一緒に仕事を続けられることを楽しみにしているよ」