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ダンフリースがインテルに忠誠、退団の意志なし 「心の底から愛してる」

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オランダ代表DFデンゼル・ダンフリース(27)がインテルへの忠誠を誓った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

インテル不動の右ウイングバック・ダンフリース。2021年夏にPSVから加入すると、昨シーズンは公式戦45試合、今シーズンは51試合に出場と2年連続でフル稼働している。シモーネ・インザーギ監督からの信頼も厚い。

しかし、昨夏の移籍市場では財政難に苦しむクラブによって“換金対象”とみなされており、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーへの移籍が噂に。なんとか残留に落ち着いたが、今夏も同じことが起こる可能性もあると言われている。

それでも、ダンフリース本人にインテルを離れる選択肢はなし。オランダ代表として臨むUEFAネーションズリーグ(UNL)3位決定戦・イタリア代表戦を18日に控え、前日会見でインテルへの愛着を口にした。

「インテルでプレーしていることをとても誇りに思っているんだ。ここ2年は素晴らしいシーズンだったし、ダイナミズムが求められる現代サッカーにおいて、僕自身のプレーや貢献についても自信を持っているよ」

「実際のところ、選手が行ったり来たりしているね。だけど、僕がインテルを離れる理由は存在しないよ。インテルを心の底から愛してる。以前にも言ったけど、何が起こるかは様子を見る必要がある」

今シーズンの国内カップ戦で2冠を達成し、チャンピオンズリーグ(CL)でも準優勝したインテル。多額の大会賞金によって財政が大幅に改善したとされているが、スティーブン・チャン会長は適切なオファーが届けば、主軸選手でも売却をいとわないと言われている。

ダンフリースについては、同胞のエリク・テン・ハグ監督率いるユナイテッドが動向を注視し続けているとも。インテルへの忠誠を示した格好だが、今夏も残留を掴めるだろうか。

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