チームの再建に動いているユベントスだが、中盤の補強を考えているとのこと。かつて、引く手数多だったあの選手を獲得するつもりのようだ。
今シーズンのユベントスは、過去のクラブ内での不正会計問題により勝ち点15の剥奪を受け、その後に撤回。しかし、最終的に勝ち点10を剥奪され、7位でシーズンを終えた。
勝ち点問題がなければ、4位以内となっており、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得できたはずだが、いずれにしてもチームとして良いシーズンを送っていたとは言えない。
チームの立て直しのため、今夏は多くの選手が入れ替わると予想されているユベントス。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、中盤の補強にラツィオのセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(28)の獲得を考えているという。
かつては引く手数多で、移籍市場が開くたびに多くのクラブが関心を寄せていたミリンコビッチ=サビッチ。しかし、移籍金の高さを含め、ラツィオが手放したがらなかったこともあり、移籍しないまま28歳となった。
ラツィオとの契約は2024年夏に満了を迎え、あと1年でフリーになる。本人が退団を望むのであれば、ラツィオは現金化できる今夏の売却を目論むとされている。
ミリンコビッチ=サビッチには、約3000万ユーロ(約46億6500万円)の移籍金がかかるとのこと。8シーズン過ごしたラツィオではセリエAで267試合に出場し57ゴール49アシストと実績十分。ユベントスは獲得なるだろうか。