アヤックスは18日、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFベンジャミン・タヒロビッチ(20)の完全移籍に関してローマとの合意を発表した。
現在、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表に招集されているタヒロビッチは、同国代表での活動終了後にメディカルチェックを受診し、2028年までの5年契約にサインする予定だ。
なお、ローマは今回のタヒロビッチ売却で850万ユーロ(約13億2000万円)の移籍金に加え、将来のリセール時のキャピタルゲインの15%を受け取ることになる。
タヒロビッチは、2021年2月に母国のヴァーサルンドからローマのプリマヴェーラに加入。193cmの恵まれた体躯を生かしたダイナミックなプレーと戦術眼を特徴とするセントラルMFは、ジョゼ・モウリーニョ監督の指導や利き足こそ異なるものの、似たプロフィールを持つ元セルビア代表MFネマニャ・マティッチを手本に急成長。今シーズンはここまで公式戦13試合に出場していた。
また、今年3月にはボスニア・ヘルツェゴビナ代表でのプレーを選択し、ここまでA代表で3試合に出場している。