キリンチャレンジカップ2023で日本と対戦するペルー。15日には韓国代表とアウェイで対戦し、0-1で勝利。6月シリーズの連勝を懸けて日本へとやってきた。
9月からは北中米ワールドカップ(W杯)の南米予選がスタート。今回の活動には39歳のFWパオロ・ゲレーロなども招集し、チーム作りを進めている。
日本との対戦を前に、レイノソ監督は日本と韓国の印象について語った。
「ペルーでは日本と韓国は非常に似た特徴を持つ国だという印象を持たれている。実際に試合でも似た特徴はあるが、選手個人を見ると、そこには違いがある」
「特に攻撃のトランジションはよりオートマチックであり、長い間同じ監督の下でプレーしてきているというのもあると思う。我々は試合の中で日本の攻撃を無効化して、そこからどこかのタイミングでサプライズをもたらせるような戦いをしたいと思う」
日本の攻撃面を警戒したレイノソ監督。日本代表で警戒する選手を問われると「やはりサイドでプレーしている三笘が挙げられる」と、プレミアリーグで躍動した三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)をピックアップ。「非常に一対一に強く、彼に集まったボールは、彼の個人技によって、素晴らしい攻撃に繋げられている印象がある」と、三笘の仕掛けを警戒した。
一方で、ペルーの中心選手については「ヒエラルキーや試合数だとサンブラーノになる」と、DFのカルロス・サンブラーノの名前をあげることに。中盤では「ジョシマル・ジョトゥン。ボックス・トゥ・ボックスの選手で、ボールの扱いが非常に上手い」と、ペルー代表として121試合に出場しているジョトゥンをあげた。
さらに「前線ではパオロ・ゲレーロ、ジャンルカが挙げられる」とコメント。「ヨーロッパや海外のクラブで長年経験を積んだゲレーロは、次の南米予選を戦うことになると6度目となる」と大ベテランのゲレーロについて言及。また、「ジャンルカも長年イタリアで経験を積んできている」と、現在はカリアリに所属し、過去にはパルマやミラン、ジェノアなどでもプレーしたジャンルカ・ラパドゥーラを挙げた。