チェルシーは20日、RBライプツィヒからフランス代表FWクリストファー・エンクンク(25)の獲得を発表した。6年契約での加入となる。
RBライプツィヒでの公式戦172試合70ゴールの数字を引っさげ、プレミアリーグ初挑戦となるエンクンクは新天地の公式サイトを通じて、「チェルシーに加入できて信じられないぐらいハッピーだ」と喜び、意気込みを語った。
「クラブは僕を連れてくるために頑張ってくれた。新しい監督やチームメイトに会って、サポーターの前で自分の力を見せるのを楽しみにしている」
「リーグ・アンとブンデスリーガでプレーした今、世界最高峰のリーグに数えられるプレミアリーグでプレーしたかった。この挑戦にワクワクしている」
「そして、このチェルシーのシャツを着ることにも誇りを感じる」
パリ・サンジェルマン(PSG)でプロ入りのエンクンクは2019年7月にライプツィヒ移籍し、2021-22シーズンのブンデスリーガ年間最優秀選手に。今季は16ゴールでブレーメンのニクラス・フュルクルクと初の得点王に輝いた。
そんなエンクンクを巡っては昨年9月の段階でメディカルチェックをパスしたと報じられるなど、チェルシー移籍が濃厚に。今年6月から有効になる契約解除金を支払っての獲得が見込まれ、ようやく移籍が実現した格好だ。
なお、その額は両クラブとも伏せているが、イギリス『BBC』によると、5200万ポンド(約94億円)がチェルシーからライプツィヒに動いたものとみられる。