ボルシアMGの日本代表DF板倉滉(26)がセリエA王者へ移籍する可能性があるようだ。
昨シーズンはシャルケの2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)優勝に貢献し、今シーズンから加入したボルシアMGでは守備の要としたブンデスリーガで24試合に出場し2アシストを記録。初挑戦のブンデスリーガでも素晴らしいパフォーマンスを見せた。
カタール・ワールドカップ(W杯)前に重傷を負うなどしたものの、そのW杯では守備の要として3試合に先発出場。W杯後の活動でも、CBの一番手として4試合にフル出場している。
ボルシアMGとは2026年夏までの契約があるものの、クラブは戦々恐々としているとのこと。ドイツ『ビルト』によれば、ナポリが強い関心を示しているという。
ナポリは、今季加入しすぐに守備の中心人物となった韓国代表DFキム・ミンジェの移籍話が根強く、バイエルンが獲得に迫っているとされている。
7000万ユーロ(約108億3000万円)の契約解除条項も存在しており、バイエルンはそれを支払って獲得するつもりとのこと。そうなれば、ナポリとしては大きな痛手となってしまう。
ナポリはキム・ミンジェの代役として板倉をリストアップ。日本代表の中心選手でありながら、市場価値は1200万ユーロ(約18億6000万円)と安価。『ビルト』は3000万ユーロ(約46億4100万円)のオファーがきた場合、ボルシアMGは断らないだろうとしている。
キム・ミンジェの半額以下での獲得なれば、ナポリとしても良い買い物に。サラリーも高くないこともあり、日本人は安くて高性能という日本製品と同じ印象を持たれているだけに、セリエA王者のユニフォームを身に纏うのか、注目が集まる。