ラファエル・ベニテス氏(63)が7年ぶりの母国帰還を果たす可能性が高いようだ。
これまでリバプール、インテル、チェルシー、レアル・マドリーなど、多くのビッグクラブで采配を振るってきたベニテス氏。ただ、2022年1月にエバートンを解任されて以降はフリーの状態が続いている。
スペイン『Relevo』や国内複数メディアによると、そのフリーの大物指揮官に対して、カルロス・カルヴァリャル監督を解任したセルタが招へい交渉を進めているという。
ここ数年、シーズンを通して波が大きくシーズン途中の監督交代も少なくないガリシアの名門は、経験豊富な指揮官の招へいを目指しているという。
当初はマルセリーノ・ガルシア・トラル氏が第一候補として挙げられていたが、最終的にクラブはベニテス氏の招へいを決断。パリ・サンジェルマンとの仕事を兼任するスポーツアドバイザーのルイス・カンポス氏とベニテス氏はすでにコンタクトを取っており、バライードス行きが実現する可能性は高いようだ。
カルヴァリャル前体制ではボール保持とハイプレスを基本に戦っており、堅守速攻スタイルの新指揮官との相性は微妙なところだが、マドリー時代以来、7年ぶりの帰還となる母国で13位のチームを躍進させることはできるのか。