ウェストハムは、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)決勝での一部サポーターの愚行によって処分を科された。
ウェストハムは今月7日にプラハのスタディオン・エデンで行われたECL決勝でフィオレンティーナと対戦し、2-1の勝利で初優勝を決めた。
しかし、同試合では一部サポーターによる愚行が問題視された。試合の前半にはフィオレンティーナの右CKの場面でキッカーのDFクリスティアーノ・ビラギにウェストハムサポーターからプラスティックカップなどの投擲が行われ、これがビラギの頭部に直撃し流血する事件が発生。同選手に大事はなかったものの、試合が一時中断となった。
さらに、試合後には多くのサポーターがピッチに侵入する違反行為も確認されていた。
欧州サッカー連盟(UEFA)は一部サポーターの一連の違反行為を受け、クラブに対して罰金処分を科した。前述の投擲に関して5万ユーロ(約780万円)、ピッチ侵入に対して8000ユーロ(約120万円)の支払いを命じた。
また、クラブは次のELアウェイゲーム1試合のアウェイチケット販売禁止処分を科された。もう1試合の処分に関しては2年間の猶予期間に問題を起こさなければ、解除となる。