エバートンは22日、イングランド人MFトム・デイビス(24)の今シーズン限りでの退団を発表した。
11歳からエバートンのアカデミーに在籍するデイビスは2016年にファーストチームデビュー。その翌シーズンからはレギュラーポジションを掴み、豊富な運動量と相手の懐に入り込むボール奪取能力、的確なボール捌きを武器にイングランド期待のセントラルMFとの評価を集めていた。
以降は指揮官との相性や、伸び悩みによって出場機会を減らしていったが、クラブ史上最年少となる20歳と60日の若さでゲームキャプテンを託されるなど、リーダーシップに優れる生え抜きとしてエバトニアンの人気を得てきた。
クラブ通算179試合7ゴール8アシストの数字を残したデイビスだが、今シーズンはプレミアリーグの19試合の出場中、スタメンはわずかに4試合と完全に控えに甘んじており、クラブからの延長オファーを固辞し、愛するクラブとの別れを決断した。
なお、新天地に関してはスコットランドのレンジャーズが関心を示しているという。