インテルのイタリア代表DFアレッサンドロ・バストーニが、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝に向けて意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。
ラウンド16でポルトに2戦合計1-0で勝利し、2010-11シーズン以来、12年ぶりとなるベスト8進出を掴んだインテル。11日にアウェイで1stレグを迎える準々決勝では、ポルトと同じポルトガル勢のベンフィカと対戦する。
前日会見に出席したバストーニは記者から「決勝戦まであと4試合だが、意識しているか」と問われるとこれに同意。ベンフィカを倒した先の戦いを見据えている。
「そうだね。絶好のチャンスであると認識しているよ。インテルは12年ぶりにCLで準々決勝に到達した。もちろん緊張と興奮の両方があるけど、やるべきことは普段と変わらない。サッカーというスポーツへの喜びと愛を込めてこの試合に向き合う」
また、インテルは直近の国内公式戦5試合で未勝利と絶不調だが、チーム状況に問題はないと強調した。
「セリエAとCLはもはや異なる競技だが、どちらも100%の力を出すべきなのは同じだ。僕たちはセリエAで結果に恵まれていないが、姿勢やアプローチは間違っていない。明日は勝利への執念深さと闘争心が必要だ」
「最近の僕たちは多くのゴールチャンスを作ったにもかかわらず、何度もそれを逃している。試合後は必ず90分間を分析しているよ。この姿勢は絶対に間違っていない。落ち着いて準々決勝に臨むことができる」
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