レアル・マドリーは23日、スペイン代表MFダニ・セバージョス(26)との契約を2027年6月30日まで延長したことを発表した。
マドリーとの現行契約は今シーズン終了までとなり、一時は出場機会を求めて新天地を求める可能性も伝えられたセバージョス。しかし、同じく準主力の立場にある同胞DFナチョ・フェルナンデスと共に、エル・ブランコ残留を決断。このたび、新たな4年契約にサインする形となった。
そして、新シーズンはルカ・モドリッチ、トニ・クロースの両巨頭、エドアルド・カマヴィンガ、オーレリアン・チュアメニのフランス代表コンビ、フェデリコ・バルベルデに加え、ドルトムントからの新戦力であるジュード・ベリンガムとの熾烈なポジション争いに挑む構えだ。
レアル・ベティスのカンテラで育ったセバージョスは、2015年7月にファーストチームへと昇格。2017年7月にマドリーへと完全移籍した。
しかし、ジネディーヌ・ジダン監督の下では出番が限られて、2019年7月から2シーズンをアーセナルで過ごすことに。プレミアリーグでは適応に苦しむこともあったが、ゲームメーカーとして高いパフォーマンスを見せていた。
アーセナルへの完全移籍も取り沙汰された中、2021年夏に復帰。ケガの影響でシーズンの半分以上を棒に振ったが、カルロ・アンチェロッティ監督の下、今シーズンは出番を増やしており、ここまでは公式戦46試合1ゴール9アシストの数字を残していた。